Web Syllabus(講義概要)
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教育課程論
英文名Curriculum Theory
科目概要データサイエンス学科1年後期、教職課程科目、自由、講義、2単位
科目責任者 加藤 裕之
担当者(※は実務経験のある教員) 加藤 裕之※
講義室

教員免許取得のための必修科目

科目教育の基礎的理解に関する科目
各科目に含めることが必要な事項
  • 教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む。)

授業の目的

学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。また、現在の学習指導要領をふまえ、教育課程の編成や授業の組み立てを模擬体験しながら実践的に学ぶ。

教育内容

学習指導要領改訂の変遷を概観した上で、現行の学習指導要領に示されている教育の今日的課題や教師に求められている役割について理解を深める。また、教育課程編成の基本原理やカリキュラムマネジメントの意義を学び、それらを踏まえ、教科指導の目標を実現するための指導計画について、模擬授業等を通じて考察することで、教師としての資質を高め、実践的指導力を身につけるようにする。

教育方法

パワーポイントとプリントを用いて講義形式で進めるが、課題解決的な演習やグループワーク、発表活動(模擬授業)を適宜取り入れる。可能な限り、実際的な資料を用い、具体的に理解できるように配慮する。
【フィードバック方法】提出物には可能な限り評価コメントを付けて返却する。演習やグループワークに関しては講義内で個別にコメントすることで評価する。発表活動(模擬授業)については担当者の評価に加え、学生による相互評価を行い、フィードバックする。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1はじめに講義計画、講義の進め方、学修のしかた等の解説
教育課程とは
加藤 裕之
9/6③
2学校教育の目的・目標法律として定められた各学校段階の目的と目標加藤 裕之
9/13③
3日本の教育と学習指導要領(1)学習指導要領改訂の変遷と社会的背景加藤 裕之
9/20③
4日本の教育と学習指導要領(2)現行の学習指導要領と改訂の経緯加藤 裕之
9/27③
5現行の学習指導要領の実践に向けて(1)学習指導要領解説の読み方と教材の選択加藤 裕之
10/4③
6現行の学習指導要領の実践に向けて(2)主体的・対話的で深い学びを実践するために加藤 裕之
10/11③
7現行の学習指導要領の実践に向けて(3)学習評価の基本的な考え方と評価規準の作成加藤 裕之
10/18③
8教育課程編成と授業の構成(1)本時の目標・評価規準の設定 
学習指導案の作成
加藤 裕之
10/25③
9教育課程編成と授業の構成(2)教科指導の実際・模擬授業体験①加藤 裕之
11/8③
10教育課程編成と授業の構成(3)教科指導の実際・模擬授業体験②加藤 裕之
11/15③
11教育課程編成と授業の構成(4)教科指導の実際・模擬授業体験③加藤 裕之
11/22③
12教育課程編成と授業の構成(5)教科指導の実際・模擬授業体験④加藤 裕之
11/22④
13教育課程編成と単元指導計画(1)単元指導計画の作成①加藤 裕之
11/29③
14教育課程編成と単元指導計画(2)単元指導計画の作成② 加藤 裕之
12/6③
15次期学習指導要領の動向次期学習指導要領の改訂を踏まえたこれからの教育加藤 裕之
12/20③
No. 1
項目
はじめに
内容
講義計画、講義の進め方、学修のしかた等の解説
教育課程とは
担当者
加藤 裕之
日時
9/6③
No. 2
項目
学校教育の目的・目標
内容
法律として定められた各学校段階の目的と目標
担当者
加藤 裕之
日時
9/13③
No. 3
項目
日本の教育と学習指導要領(1)
内容
学習指導要領改訂の変遷と社会的背景
担当者
加藤 裕之
日時
9/20③
No. 4
項目
日本の教育と学習指導要領(2)
内容
現行の学習指導要領と改訂の経緯
担当者
加藤 裕之
日時
9/27③
No. 5
項目
現行の学習指導要領の実践に向けて(1)
内容
学習指導要領解説の読み方と教材の選択
担当者
加藤 裕之
日時
10/4③
No. 6
項目
現行の学習指導要領の実践に向けて(2)
内容
主体的・対話的で深い学びを実践するために
担当者
加藤 裕之
日時
10/11③
No. 7
項目
現行の学習指導要領の実践に向けて(3)
内容
学習評価の基本的な考え方と評価規準の作成
担当者
加藤 裕之
日時
10/18③
No. 8
項目
教育課程編成と授業の構成(1)
内容
本時の目標・評価規準の設定 
学習指導案の作成
担当者
加藤 裕之
日時
10/25③
No. 9
項目
教育課程編成と授業の構成(2)
内容
教科指導の実際・模擬授業体験①
担当者
加藤 裕之
日時
11/8③
No. 10
項目
教育課程編成と授業の構成(3)
内容
教科指導の実際・模擬授業体験②
担当者
加藤 裕之
日時
11/15③
No. 11
項目
教育課程編成と授業の構成(4)
内容
教科指導の実際・模擬授業体験③
担当者
加藤 裕之
日時
11/22③
No. 12
項目
教育課程編成と授業の構成(5)
内容
教科指導の実際・模擬授業体験④
担当者
加藤 裕之
日時
11/22④
No. 13
項目
教育課程編成と単元指導計画(1)
内容
単元指導計画の作成①
担当者
加藤 裕之
日時
11/29③
No. 14
項目
教育課程編成と単元指導計画(2)
内容
単元指導計画の作成②
担当者
加藤 裕之
日時
12/6③
No. 15
項目
次期学習指導要領の動向
内容
次期学習指導要領の改訂を踏まえたこれからの教育
担当者
加藤 裕之
日時
12/20③

到達目標

1)学習指導要領の性格及び位置付け並びに教育課程編成の目的を理解している。
2)学習指導要領の改訂の変遷及び主な改訂内容並びにその社会的背景を理解している。
3)教育課程編成の基本原理を理解している。
4)生徒や学校、地域の実態を踏まえて教育課程や指導計画を検討することの重要性を理解している。
5)カリキュラム・マネジメントの意義や重要性を理解している。
6)学習評価の基礎的な考え方を理解している。
7)授業を構成して、学習指導案を作成し授業を展開することができる。
8)教科の教育内容を選択・配列し、評価規準を明示した単元指導計画を作成することができる。

評価方法

評価は毎回の提出物(25%)および、模擬授業の指導案(25%)や単元指導計画等の課題(25%)、模擬授業等の発表活動(25%)により判定する。各評価規準については講義で示す。なお、学修に主体的に取り組む態度(行動観察にて判定)に応じて加点する。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
予習(120分)講義で提示する課題の解決策について討論したり、自らの考えを表現したりできるように、次時の内容に関して考えをまとめておく。教材研究をし、模擬授業の学習指導案や単元指導計画を作成する。
復習(120分)前時までの授業内容を振り返り、理解した上で授業に臨む。

備考・その他

教育に携わる者としての自覚をもち、主体的に学修に取り組むこと。
【科目ナンバリング:FU601-TC12】

実務経験の授業への活用方法

公立小学校の管理職として教育課程を編成した経験に基づき、教育課程の編成等について実際的に講義する。また、前回並びに現行の学習指導要領の作成協力者並びに評価規準、評価方法等の工夫改善のための参考資料の作成協力者としての経験に基づき、学習指導要領と学習評価についてより具体的に講義する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考書高等学校学習指導要領解説・総則編
(平成30 年7 月)
文部科学省文部科学省の
Webサイトに
PDFファイルが公開されている。
参考書高等学校学習指導要領解説・情報編
(平成30 年7 月)
文部科学省文部科学省の
Webサイトに
PDFファイルが公開されている。
参考書「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料・高等学校情報(令和3年8月)国立教育政策研究所国立教育政策研究所の
Webサイトに
PDF ファイルが公開されている。
教科書
署名
なし
著者・編者
発行所
参考書
署名
高等学校学習指導要領解説・総則編
(平成30 年7 月)
著者・編者
文部科学省
発行所
文部科学省の
Webサイトに
PDFファイルが公開されている。
参考書
署名
高等学校学習指導要領解説・情報編
(平成30 年7 月)
著者・編者
文部科学省
発行所
文部科学省の
Webサイトに
PDFファイルが公開されている。
参考書
署名
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料・高等学校情報(令和3年8月)
著者・編者
国立教育政策研究所
発行所
国立教育政策研究所の
Webサイトに
PDF ファイルが公開されている。