Web Syllabus(講義概要)
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イメージングと画像解析
英文名Imaging and image processing
科目概要データサイエンス学科3年後期、3群科目、選択、講義、2単位
科目責任者 設樂 久志
担当者(※は実務経験のある教員) 設樂 久志岡 浩太郎※新藤 豊
講義室

教員免許取得のための必修科目

科目教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
各科目に含めることが必要な事項
  • 教科に関する専門的事項マルチメディア表現・マルチメディア技術(実習を含む。)

授業の目的

生命科学の研究現場では様々なイメージング技術が利用されるため、その原理や測定方法を理解することでどのようにデータが取得されているのかを理解する。また、得られた画像データがどのように解析され定量的なデータとしてデータサイエンスの場で扱われるのかを理解する。

教育内容

細胞から組織を可視化する様々なイメージング技術を説明する。また、画像データの基礎を説明し、細胞等の生物画像を例に画像処理について講義する。

教育方法

板書とパワーポイントを併用して講義を行う。また、実際にソフトウェア上で画像処理の実習を行う。
画像解析に関わるレポート課題については、解析指針やアルゴリズムについての講評を行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

DP4

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1蛍光顕微鏡の基礎顕微鏡と光学系の原理を理解する岡 浩太郎
9/9④
2蛍光プローブ蛍光・発光イメージングを理解する新藤 豊
9/16④
3顕微鏡1共焦点顕微鏡、2光子顕微鏡を理解する新藤 豊
9/30④
4顕微鏡2超解像顕微鏡、走査型顕微鏡を理解する新藤 豊
10/7④
5種々のイメージング1蛍光イメージング法の応用を理解する新藤 豊
10/14④
6種々のイメージング2無染色で行うイメージングを理解する岡 浩太郎
10/21④
7医療現場でのイメージング1核磁気共鳴画像法を理解する岡 浩太郎
10/28④
8医療現場でのイメージング2PETイメージング、超音波イメージングを理解する岡 浩太郎
11/4④
9画像の基礎画像データの性質を理解する設樂 久志
11/11④
10画像処理のソフトウェアOpenCVの使い方を学ぶ設樂 久志
11/18④
11画像の領域分割二値化画像、二値化前後の画像処理の方法を学ぶ設樂 久志
11/25④
12細胞の定量解析細胞の形状抽出と定量的なデータ作成方法を学ぶ設樂 久志
12/2④
13物体の特徴量抽出目的に応じた特徴量抽出の手法を学ぶ設樂 久志
12/9④
14画像解析の実践実際のイメージング画像を用いた解析方法を学ぶ設樂 久志
12/16④
15まとめ講義の振り返りを行い、画像データの取得から定量的な解析までの流れを理解する設樂 久志
12/23④
No. 1
項目
蛍光顕微鏡の基礎
内容
顕微鏡と光学系の原理を理解する
担当者
岡 浩太郎
日時
9/9④
No. 2
項目
蛍光プローブ
内容
蛍光・発光イメージングを理解する
担当者
新藤 豊
日時
9/16④
No. 3
項目
顕微鏡1
内容
共焦点顕微鏡、2光子顕微鏡を理解する
担当者
新藤 豊
日時
9/30④
No. 4
項目
顕微鏡2
内容
超解像顕微鏡、走査型顕微鏡を理解する
担当者
新藤 豊
日時
10/7④
No. 5
項目
種々のイメージング1
内容
蛍光イメージング法の応用を理解する
担当者
新藤 豊
日時
10/14④
No. 6
項目
種々のイメージング2
内容
無染色で行うイメージングを理解する
担当者
岡 浩太郎
日時
10/21④
No. 7
項目
医療現場でのイメージング1
内容
核磁気共鳴画像法を理解する
担当者
岡 浩太郎
日時
10/28④
No. 8
項目
医療現場でのイメージング2
内容
PETイメージング、超音波イメージングを理解する
担当者
岡 浩太郎
日時
11/4④
No. 9
項目
画像の基礎
内容
画像データの性質を理解する
担当者
設樂 久志
日時
11/11④
No. 10
項目
画像処理のソフトウェア
内容
OpenCVの使い方を学ぶ
担当者
設樂 久志
日時
11/18④
No. 11
項目
画像の領域分割
内容
二値化画像、二値化前後の画像処理の方法を学ぶ
担当者
設樂 久志
日時
11/25④
No. 12
項目
細胞の定量解析
内容
細胞の形状抽出と定量的なデータ作成方法を学ぶ
担当者
設樂 久志
日時
12/2④
No. 13
項目
物体の特徴量抽出
内容
目的に応じた特徴量抽出の手法を学ぶ
担当者
設樂 久志
日時
12/9④
No. 14
項目
画像解析の実践
内容
実際のイメージング画像を用いた解析方法を学ぶ
担当者
設樂 久志
日時
12/16④
No. 15
項目
まとめ
内容
講義の振り返りを行い、画像データの取得から定量的な解析までの流れを理解する
担当者
設樂 久志
日時
12/23④

到達目標

データサイエンスで扱われている画像がどのように取得されているのか説明できるようなる。
また、得られた画像をプログラム上で解析し、定量的なデータとして扱えるようになる。

評価方法

講義内での課題(30%)とレポート(70%)の結果から総合的に評価する。

準備学習(予習・復習等)

【講義時間外に必要な学修時間:60時間】
予習:次回講義内容について、関連するワードについて調べておく。
復習:講義中に学んだ内容について復習し理解を深める。また、講義で行った実技などを各自で改めて手を動かし内容を理解する。

備考・その他

【科目ナンバリング:FU301-FM03】
【関連科目:プログラミングⅠ・Ⅱ】

実務経験の授業への活用方法

(岡)企業研究所での蛍光イメージングとその解析に関する実験に関する具体的な知識と経験を通して解説する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考書新・生細胞蛍光イメージング
詳解OpenCV3
ImageJではじめる生物画像解析
原口徳子ほか
松田晃一ほか
三浦耕太・塚田祐基
共立出版
オライリージャパン
学研メディカル秀潤社
教科書
署名
なし
著者・編者
発行所
参考書
署名
新・生細胞蛍光イメージング
詳解OpenCV3
ImageJではじめる生物画像解析
著者・編者
原口徳子ほか
松田晃一ほか
三浦耕太・塚田祐基
発行所
共立出版
オライリージャパン
学研メディカル秀潤社