Web Syllabus(講義概要)
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メディカルインフォマティクス
英文名Medical Informatics
科目概要データサイエンス学科3年後期、3群科目、選択、講義、2単位
科目責任者 荒井 康夫
担当者(※は実務経験のある教員) 荒井 康夫※渡邊 光康※
講義室

教員免許取得のための必修科目

科目教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
各科目に含めることが必要な事項
  • 教科に関する専門的事項情報と職業

授業の目的

医療情報は、質の高い、安全・安心な医療を提供するために、極めて重要な意義と役割を担っている。電子カルテの普及やICT化の進展に伴い、病院情報システムは複雑化し、医療情報の種類や量も増加している。医療機関において、医療情報がどのように生成、整理、管理、利用されているか、また、二次利用の手法や課題を理解する。

教育内容

医療情報を管理するための情報システムや、医療データの管理について、実務経験のある教員が解説する。

教育方法

パワーポイントと配布資料、視聴覚メディアを活用しながら講義形式で行う。
講義内で実施する小テストや課題については次回の講義で解説を行う。レポート課題については総評をフィードバックする。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

DP4、DP5

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1医療情報ガバナンス医療情報に関する関連法規と医療機関における医療情報の管理と活用を解説する。荒井 康夫
9/12②
2医療情報の種類と特徴医療情報の種類と特徴を解説する。荒井 康夫
9/19②
3医療情報の標準化医療情報の標準化の意義と現状を解説する。荒井 康夫
9/26②
4電子カルテシステム電子カルテシステムの役割と機能を解説する。荒井 康夫
10/3②
5看護支援システム看護支援システムの役割と機能を解説する。荒井 康夫
10/10②
6部門システム部門システムの役割と機能を解説する。荒井 康夫
10/17②
7生体情報システム生体情報システムの役割と機能について大学病院の専門家を招き解説する。荒井 康夫
10/24②
8地域連携システム地域連携システムの事例について大学病院の専門家を招き解説する。荒井 康夫
渡邊 光康
11/7②
9遠隔医療遠隔医療の現状と課題について、企業の専門家を招き解説する。荒井 康夫
11/14②
10個人健康情報管理PHR(Personal Health Record)の目的と方向性を解説する。荒井 康夫
11/21②
11医用画像処理医用画像処理の現状と課題について大学病院の専門家を招き解説する。荒井 康夫
11/28②
12患者個人情報の安全管理患者個人情報の保護の概要を学び事例を検討する荒井 康夫
12/5②
13医療情報セキュリティ医療情報の保護と活用の重要性、セキュリティ対策の現状と問題点について企業の専門家を招き解説する。荒井 康夫
12/8④
14医療ICT先進的な医療ICTの事例について、大学病院の専門家を招き解説する。荒井 康夫
12/12②
15大規模データベース大規模データベースの例を解説する。荒井 康夫
12/12③
No. 1
項目
医療情報ガバナンス
内容
医療情報に関する関連法規と医療機関における医療情報の管理と活用を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
9/12②
No. 2
項目
医療情報の種類と特徴
内容
医療情報の種類と特徴を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
9/19②
No. 3
項目
医療情報の標準化
内容
医療情報の標準化の意義と現状を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
9/26②
No. 4
項目
電子カルテシステム
内容
電子カルテシステムの役割と機能を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
10/3②
No. 5
項目
看護支援システム
内容
看護支援システムの役割と機能を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
10/10②
No. 6
項目
部門システム
内容
部門システムの役割と機能を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
10/17②
No. 7
項目
生体情報システム
内容
生体情報システムの役割と機能について大学病院の専門家を招き解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
10/24②
No. 8
項目
地域連携システム
内容
地域連携システムの事例について大学病院の専門家を招き解説する。
担当者
荒井 康夫
渡邊 光康
日時
11/7②
No. 9
項目
遠隔医療
内容
遠隔医療の現状と課題について、企業の専門家を招き解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
11/14②
No. 10
項目
個人健康情報管理
内容
PHR(Personal Health Record)の目的と方向性を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
11/21②
No. 11
項目
医用画像処理
内容
医用画像処理の現状と課題について大学病院の専門家を招き解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
11/28②
No. 12
項目
患者個人情報の安全管理
内容
患者個人情報の保護の概要を学び事例を検討する
担当者
荒井 康夫
日時
12/5②
No. 13
項目
医療情報セキュリティ
内容
医療情報の保護と活用の重要性、セキュリティ対策の現状と問題点について企業の専門家を招き解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
12/8④
No. 14
項目
医療ICT
内容
先進的な医療ICTの事例について、大学病院の専門家を招き解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
12/12②
No. 15
項目
大規模データベース
内容
大規模データベースの例を解説する。
担当者
荒井 康夫
日時
12/12③

到達目標

医療機関における医療情報の管理・活用に必要な基礎知識を身につけて、医療情報の内容とその特徴をあげることができる。

評価方法

講義内で課す小テストや課題の提出状況(30%)、レポート課題(70%)を総合的に評価する。

準備学習(予習・復習等)

【講義時間外に必要な学修時間:60時間】
予習:講義中に事前に指定する次回講義内容について調べ、疑問点を明らかにしておくこと。
復習:講義で配布されたプリントを読み返して、次回の講義で行われる小テストに備えること。

備考・その他

【科目ナンバリング:FU301-MD03】
【関連科目:医学・医療概論、医療統計分類論、医療の質・安全管理論】

実務経験の授業への活用方法

(荒井)医療機関における診療情報管理の責任者および医療の質向上・医療安全などデータ活用の実務経験、さらに厚生労働省科学研究や複数の学術団体が合同で行う学際的な活動の経験を踏まえ、医療現場の実際や制度、データ管理と活用方法を具体例を交えて解説する。
(その他)大学病院および複数の関連団体での実務経験を踏まえ、電子カルテや医療情報システムの運用、医療情報の管理と活用に関する諸課題と対応策について、実務に基づく視点から専門教員が解説する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書(なし)
参考書医療情報学入門 第2版樺澤 一之共立出版
教科書
署名
著者・編者
発行所
参考書
署名
医療情報学入門 第2版
著者・編者
樺澤 一之
発行所
共立出版