英文名 | Scientific English II | |
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科目概要 | データサイエンス学科3年前期、2群科目、必修、演習、1単位 | |
科目責任者 | 新藤 豊 | |
担当者 | (※は実務経験のある教員) 新藤 豊、 ジャヤクマル・ワサンタン | |
講義室 |
科学英語のライティングに必要な文法を身につける。また、科学論文の構成を学び、実際の研究発表や論文執筆に必要な英文筆能力を身につける。
科学英語に必要な文法、科学論文の構成及び各項目の書き方、Web翻訳ツールや機械翻訳ツールの適切な利用法について学ぶ。
パワーポイントを用いた講義を行うとともに、毎回英作文や英文リライトの演習を行い、実践的な科学論文執筆能力を身につける。
演習課題の結果を見て、間違える学生が多かった箇所は講義で解説を行う。また、講義に関する質問はメールや対面で個別に対応する。
DP3
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 科学英語執筆の概論 | 理系分野の研究発表においてどのような英文執筆能力が必要かの概要を理解する。 | 新藤 豊 | 4/11③ |
2 | 文法1:冠詞 | 冠詞の使い方を理解し、身につける。 | 新藤 豊 | 4/18③ |
3 | 文法2:時制 | 科学英語での時制について理解し、その適切な使用法を身につける。 | 新藤 豊 | 4/25③ |
4 | 文法3:助詞、助動詞、副詞 | 助詞、助動詞、副詞の使い方を理解し、ニュアンスの伝え方を身につける。 | 新藤 豊 | 5/9③ |
5 | 文法4:関係代名詞、不定詞、動名詞 | 関係代名詞、不定詞、動名詞の使い方を理解し、表現の幅を広げる。 | 新藤 豊 | 5/16③ |
6 | 文法5:能動態、受動態 | 科学英語における能動態と受動態の使い分けを理解し、これらの間の変換を行えるようにする。 | 新藤 豊 | 5/23③ |
7 | センテンス同士のつながり | センテンス同士のつながりについて理解を深め、一貫した流れのある文章を作れるようにする。 | 新藤 豊 | 5/30③ |
8 | 科学論文の構成 | 論文誌の執筆要綱や実際の論文を基に、科学論文の構成を理解する。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 6/6③ |
9 | Introductionの書き方 | Introductionで書くべき項目と文章の構成を理解する。また、リライト問題を通して適切な文章の作り方を身につける。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 6/13③ |
10 | Materials & Methodsの書き方 | Materials & Methodsで書くべき項目と、そこに必要な正確性を理解する。また、リライト問題を通して、正確な実験方法の記述を身につける。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 6/20③ |
11 | Resultsの書き方 | Resultsで書くべき項目と、結果の簡潔な記述について学び、リライト問題を通して身につける。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 6/27③ |
12 | Discussionの書き方 | Discussionで書くべき項目と、結果の解釈の仕方、Introductionとの対応について学ぶ。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 7/4③ |
13 | Abstractの書き方、Titleの決め方 | Abstractの構成や効果的なTitleの書き方について学び、実践する。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 7/11③ |
14 | Webツール、機械翻訳の適切な利用法 | 機械翻訳について紹介し、その適切な利用法、利用にあたっての注意点を理解する。 | ジャヤクマル・ワサンタン | 7/18③ |
15 | 全体のまとめ、総復習 | これまでの授業や演習の内容を総復習する。 | 新藤 豊 | 7/25③ |
科学論文の執筆に必要な文法を身につける。また、科学論文の構成を学び、各項目で必要な文章を構成する能力を身につける。
毎回の講義で行う英作文、英文リライトの演習結果から評価する(100%)。
【講義時間外に必要な学修時間:15時間】
予習:次の授業で扱う科学分野の専門用語の英語表現を確認しておく。
復習:講義や演習で取り扱った内容の復習を行い、それを使いこなせるようにする。
【科目ナンバリング:FU202-CF03】
【関連科目:科学英語Ⅰ】
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 英語論文ライティング教本 | 中山裕木子 | 講談社 |
参考書 | 理系研究者のためのアカデミックライティング | ヒラリー・グラスマン-ディール | 東京図書 |