授業の目的

大学1年生までに学んできた線形代数の知識をブラッシュアップ・拡充することにより、データサイエンスに役立つ線形代数について、その考え方や適用の仕方を、演習を通じて学ぶ。

教育内容

「線形代数」で学ぶベクトル空間と線型写像、行列と行列式、二次形式と計量、ベクトル空間の線形写像について演習問題を解き計算方法を学ぶ。

教育方法

本演習科目は、「線形代数」で取扱った講義内容や課題に関連する演習問題をその場で解いてもらい、解法について解説を行う。各回の演習課題は、それぞれ各回の授業開始時に配布する。
演習課題に関する模範解答を作成し、受講者全員に配布する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

DP3、DP5

授業内容(シラバス)

到達目標

線形代数に関わる計算が行えるだけではなく、その背後にある数理的な構造について直観的な理解ができるようになる。

評価方法

演習の最後に毎回小テスト（100％）を行い、その結果から評価する。

準備学習(予習・復習等)

【講義時間外に必要な学修時間：30時間】
予習：次回演習内容について、これまでの線形代数の知識と照らしてその内容を把握しておく。
復習：演習中で扱った問題について、模範解答と比較して計算方法などを定着させること。

備考・その他

講義に関する質問はメールや対面で個別に対応し、重要な質問に関しては受講者全員で共有する。
【科目ナンバリング：FU202-CF02】
【関連科目：線形代数、微分方程式と力学系】

教材